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けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
バックナンバー第1号
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けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
〜TOEICの勉強しなかったら955点取れた!〜
Vol.001
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こんにちは、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントの齋藤です。
今日も元気に、TOEICの勉強をせずに飛躍的にスコアをあげていきましょう。
それでは、第1回目早速、いってみましょう。
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ハイスコアをとるための大前提
日本で達人と呼ばれているような方々、また、TOEICで高得点を取っている人ほど、いわゆる「TOEICのための勉強」というものはしていません。そのような方々は、TOEICのハイスコアをとるためには、そのような勉強方法が余り意味を成さないということも知っていますし、何よりもTOEICのスコアを上げようと思って英語を学んでいないのです。
料理の達人が、「包丁さばきコンテストのスコア」を上げるために包丁さばきを練習しないのと一緒です。「おいしい料理を作ろう!」「一流の料理人になろう!」と料理を作っていたら、自然と包丁捌きがうまくなってくるのと一緒です。
本物の英語力をつける学習をしていれば、TOEICの高得点は容易に獲得できるのです。それはなぜか説明していきましょう。
☆ハイスコアをとるための能力とは?
TOEICでハイスコアをとるために必要な能力は何でしょうか?少し考えてみて下さい。
「『リスニングパート』と『リーディングパート』に分かれているのだから、当然、リスニング能力とリーディング能力に決まっている。」と答える方が多いのではないでしょうかでしょうか。
しかし、それだけでは半分しか正解していません。多くの方が、スコアを上げようとするときに、どのような能力をつけたらいいのかはっきり分からないまま、周りの人がやっているのと同じ学校英語の延長の、いわゆる「普通のTOEICの勉強」をしているので、なかなか目の前のスコアの壁を越えられないのです。的のないところに矢は射れないですし、行き先も分からずに出航した船は遭難するのです。
そもそも、スコアを上げていくための「リスニング能力」「リーディング能力」とは何を指すのでしょうか。そこの部分を突き詰めていかないで、闇雲に勉強しても、当然結果はついてきません。
スポーツを考えてみると分かりやすいと思います。たとえば、あなたが、バスケットボールチームの監督だったとします。インターハイまでにあなたのチームを強くする義務があなたにあります。さて、あなたは選手たちに何をさせますか?パスの能力を上げるのか、シュート力を上げるのか、ディフェンス力をつけるのか、試合に勝つために、自分のチームの得意な点と、弱い点を知り、限られた時間の中で本当に必要な練習をしていかないと強くはなっていかないでしょう。
TOEICでスコアを上げようと思ったときもそうです。時間が無限にある人はいません。ましてや、TOEICであれば、勉強しているのは社会人の方がほとんどでしょう。仕事の合間、休みのときなど、時間は本当に限られています。それなのに、どんな能力をつけるのか分からず、闇雲に問題集を解いていても、真に効果のある学習はできないのです。
TOEICでテストされるのは、読み、書き、聴く、話すという4つの技能のうちの2つ、英語を「聴く力」と「読む力」ですが、もっと突き詰めていくと、このように言うことができます。
「音、または文字として頭の中に飛び込んでくる英語を瞬間的に理解し、瞬間的に正解を選び取る能力。」
た、「聴くことができる」「読むことができる」では不十分です。どのレベルでそれを行うかということが問題になります。ハイスコアをとるためには、「瞬間的に」それらを行わなければいけないのです。つまり、要求されているのは「スピード」なのです。ですから、TOEICの学習はなによりも、このリスニング、リーディングの「スピード力」を上げていくことを第一の目的としていかないといけないのです。
☆ スコアと能力の真の関係!?
では、獲得するスコアと英語力はどのような関係にあるのでしょうか?TOEICのスコアと一緒に送られてくるProficiency
Scaleで見てみましょう。
E:10〜220点:「コミュニケーションができるまでには至っていない。」
単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できない。断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役には立たない。
D:221〜470点:「通常会話で最低限のコミュニケーションができる。」
ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言いかえをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば、応答も可能である。語彙・文法・構文は共に不十分なところは多いが、相手が、Non-Nativeに特別な配慮をしてくれる場合には、意思疎通を図ることができる。
C:471〜730点:「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。」
通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障は無い。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、とにかく自己の意思を伝える語彙を備えている。
B:730〜860点:「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を
備えている。」
通常会話は完全に理解でき、応答も早い。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。
A:860〜990点:「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。」
自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native
Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。
このガイドラインに沿ってみると、220点より上であれば、「通常会話で最低限のコミュニケーションができ」、860点を超えると、「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」といっています。
このガイドラインと現実にはギャップがあり、正しくないことは、一度でもTOEICを受けた人であれば分かると思います。
「TOEICスコアで650点取ったけれども、ネイティブスピーカーの中に混じって会話をしようとすると・・・何を言っているのかほとんど分からない。」
そんな経験をした人も多いのではないでしょうか?「通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障は無い」レベルにいるはずなのにこのようなことが
起こるのです。
なぜこのようなことが起こるかというと、これは、「日本人特有の勉強の仕方」に問題点があるのです。
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次回、その「日本人特有の勉強の問題点」をバッサリ切っていきます。
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このメルマガは、「TOEICの〜」となっていますが、英会話力をつけたい方
にも最適です。英語の4つの技能全てをバランスよく伸ばしていく事が英語力
アップの鍵だからです。ですので、会話力をつけたいと悩んでいるお友達がい
たら読んでもらうと参考になると思います。
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(齋藤 兼司)
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