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けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
バックナンバー第2号



 

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        【TOEICは絶対勉強するな!】

     〜TOEICの勉強しなかったら955点取れた!〜

              Vol.002

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こんにちは、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントの齋藤です。


創刊号から連載発行まで時間がかかって大変申し訳ありませんでした。メルマガは6つのメルマガスタンドで発行しているため、発行申請許可が降りるまで時間差があり、やっとすべての準備が整いました。これから週2回原則月曜日と金曜日に発行していきますのでお楽しみに。TOEICの勉強をせずに飛躍的にスコアを上げていく方法を一からお知らせしていきます。


それでは、第2回目早速、いってみましょう。


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        ハイスコアをとるための大前提
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「日本人特有の勉強の仕方」の問題点


日本以外の場所で、「なぜ英語を学習するのですか?」と聞くと、何を当たり前のことを聞いているのだというような顔をしてこのように答えが返ってきます。


「もちろん英語を使ってコミュニケーションするためだよ。」


つまり、英語を習得するのは、英語を習得して英語でコミュニケーションをするためという事が大前提にあるのです。あなたがTOEIC730点、800点とったときに、「わあ、すごいね!英語できるんだ」と褒めてくれるのは一体誰でしょう?



そう、「同じ日本人」ですね。



海外で自分は「TOEIC800点だ」と言ってみたところで、「で、あなたは何が言いたいの?」と言われるのが落ちでしょう。英語を実際に使う場では、スコアが300点だろうが、800点だろうがあまり関係ありません。その場で自分の持っている英語力を使って「何を相手に伝えられるか」が本当の勝負になります。つまり、スコアよりも話す「中身」が問題なのです。


私はアメリカ留学中に、カリフォルニア州のロサンゼルスから車で約1時間ほど走ったところにあるTemaculaという小さな町に1年ほど住んでいたことがあります。この町は、ロサンゼルスとサンディエゴの間にあったので、非常に便利でした。サンディエゴはメキシコとの国境に面していて、メキシコ系のアメリカ人も多く見かけました。彼らは、英語は流暢ではないですが、きちんとコミュニケーションをとることができていました。多分、TOEICを受験させてもそれほど高得点は取れないかもしれません。しかし、英語ができないと仕事にならないので、何とか意思疎通ができるレベルにはなっているのです。


日本以外のほとんどの国では、言語を習得するための学習の流れが日本人とは正反対なのです。つまり、言葉を習得するのはコミュニケーションするため、あくまでも使うためであり、ある程度習得してきたらどのレベルの力があるのかということを試すためにTOEICや他のテストが存在するのです。ですから、流れはあくまで、まずコミュニケーション能力、そしてTOEICのスコアとなります。


TOEICを受講する大半(3分の1くらい)を日本人が占めているをご存知でしょうか?日本人以外はあまりテストを受験しないことを示しています。言語習得のプロセスで、コミュニケーション能力をつけるのが先で、テストはあくまで能力をつけてから、自分の英語力を示すために必要な場合に限り受験することになるのです。



では、日本で英語をするのは何のためでしょうか?
 


学校で英語を学んできた私たちには十分すぎるほど分かっていることですが、その質問の答えは、「テストでよい点を取るため」ですね。


これが全てを狂わせているのです。中学校のころから、英語はあくまでも「学科」であって、テストで成績が決められます。受験では文系でも理系でも避けては通れない科目として、全員やらされます。


そのため、日本で英語を学習するといったときに、常識的な答えは「英語でコミュニケーションをとるため」ではなく、「英語の試験で良い点数をとるため」というのが刷り込まれてきているのです。それが、常識となっている、日本で「英語を勉強する目的」なのです。


まさに、「日本の常識は世界の非常識」ですね(^^;)。


それが、TOEICの勉強にも直接影響が出ているのです。日本で「なぜTOEICを勉強するのですか?」と聞いたとすると、ほとんどの方がこう答えるでしょう。



「いいスコアを取るため」



そしていいスコアをとった後で、それを会社に提出したりすると、「海外出張に行ってくれ」とか、「国際会議に出てくれ」などといわれ、そこではじめて冷や汗をかくのです。


以前、私の生徒でTOEIC880点を持っていた方がいましたが、その方の一番の悩みは、「電話でコミュニケーションができない」ということでした。日本で880点持っているといったら、もう「英語がペラペラ」というような印象を受けるかもしれませんが、中には「スコアをとるにはとったのはいいが・・・」という方が意外と多くいるのです。


つまり、リスニング、リーディングを受験勉強のようにがんばり、何とか相手の言っていることを理解する力がついたとしても、相手に自分の言いたいことを伝える練習をしてこなかったので、英語でコミュニケーションが取れないのです。まさに学校英語の延長でTOEICを勉強してしまった方の悲劇がそこにあります。


日本での言語習得の流れが先ほどと反対なのが分かるでしょうか?


日本では、TOEICの学習の流れが、まずスコア、それからコミュニケーション能力となってしまっているのです。目標スコアを取る事がまず学習の目的にきていて、みんなそれを目指してしまっているのです。ここに、本来の言語習得過程では起こらない、TOEICのガイドラインとのギャップが生まれる原因があります。これこそ「常識的なTOEICの勉強の間違い」の根本原因です。



TOEICとは何の略かご存知ですか?



Test of English For International Communication」(国際的コミュニケーションのための英語テスト)なのです。


Test of English For Good Score」(良いスコアのための英語テスト)では決してありません。


このメルマガを読んで勉強されているあなたも、もう一度TOEICを学習する目的を見直し、「スコアを取るための勉強」ではなく、「コミュニケーション能力をつけるための勉強」に変えていってください。


なぜなら、その方が確実に短期間で予想以上のスコアを取る事が可能になるからです。


では次に、スコアアップのための壁を明確にしていき、それを乗り越える策をあなたに授けましょう。



次回、「ハイスコアをとるための高い壁」をお教えします。


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 このメルマガは、「TOEICの〜」となっていますが、英会話力をつけたい方
にも最適です。英語の4つの技能全てをバランスよく伸ばしていく事が英語力
アップの鍵だからです。ですので、会話力をつけたいと悩んでいるお友達がい
たら読んでもらうと参考になると思います。


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 次回以降の流れ

☆間違いだらけのTOEICの勉強法。だからスコアが上がらない。
今、日本中で行われている間違いだらけの勉強方法を齋藤がバッサリ切ってい
きます。もしこの中であなたがやっているものがあれば、すぐやめてください。


☆こうすればあなたもTOEICのハイスコアが取れる。
英語が超苦手だった齋藤が12年間の英語学習の中で粋を集めた、「凡人が英語
の達人になる方法」をあなたに伝授します。お楽しみに


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Never wait till things happen, YOU make things happen!

英語力が上がるまで待つのではなく、あなた自身が英語力を上げるのです!

(齋藤 兼司)