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 間違いだらけの英語学習(2):間違った単語の覚え方(2)(3)
 

さあ、前回「間違った単語の覚え方(1)」を学び、単語帳を使って単語を1つ1つバラバラに覚えることの効率の悪さを理解していただけたかと思いますが、今回は、さらに突っ込んで、単語帳を使った単語の覚え方の間違いを指摘していきたいと思います。




英語学習者の多くが使っている市販の単語帳は、左側に英語、右側に日本語訳が載っているものがほとんどです。


ですが、そのように単語を日本語訳と並列させて詰め込み方式で覚えてしまうと、単に覚えにくいというだけではなく、頭の中に不完全な英和辞書を作ることになってしまいます。


「英和辞書が頭の中に作れればいいじゃないか。」


と思うかもしれませんが、最大の目標である「映画の英語を理解する」時に、一単語ずつ辞書を引いていたらどのようになるでしょうか?


次の文章を時間を計りながら、英和辞書で一字一句調べて理解してみてください。


さあ、英和辞書と時計の準備はできたでしょうか、しっかりと時間を計って見てくださいね。私のコラムは、傍観するのではなく参加していただくコラムですから。


では、よーいスタート!




さて、何分くらいかかりましたか?


少なくとも、7〜10個の単語を調べて理解したとすると、一つの単語を引くのに1分、意味を取るのに1分と考えると、
たった1行理解するのに15〜20分もかかってしまう計算になります。


このように、頭の中で英単語の日本語訳を検索する頭を作っていては、何時までたってもリスニングの最終目標である「映画のスピード」で英語を理解していくことはできません。


また、文章を聞きながら、知っている単語が頭の中ですぐ見つかればいいのですが、すぐには思い出せない単語が少しでも出てきたら、そこで思考がストップすることになります。


英文を読んでいて単語を調べているときは、それでも、そこに英語がとどまっていてくれますが、音で飛んでくるリスニングの場合は、頭の中で意味を検索しながら思考を止めていては次の単語の音か拾えず、結局知っている単語まで音が頭に残らず、ポトポトと落ちていってしてしまうのです。


単語帳で、日本語と一緒に覚えていく中学校からの単語の覚え方は、実は覚えにくくてすぐ忘れる、また、仮に覚えていても結局は実践の場では使えない、という
最悪の覚え方だったのです。私自身中学校、高校と英語を覚えるのに苦労し、6年間勉強したにもかかわらずたいした単語力が付いていなかったのもうなずけるというものです。





もうひとつ、学校英語でよく言われたのが、「五感を使って覚えるといいよ。」というものでした。


しかし、これも、本物の英語力をつけるという観点からすると、間違った覚え方なのです。


脳の本を読むと、確かに経験で身につけたものや、体で覚えたものは忘れにくいと書いてあります。だからといって、スペルを書いて覚えると、五感を使っていることになるのでしょうか?


残念ながらなりません。


スペルを書き出して、ひたすら覚えるのは、実は「左脳」に英語を入れてしまうことになるのです。脳の話を書くと、さらにコラム10回分位になってしまうので詳しくは説明しませんが、「左脳」は覚えるのには適していない脳であり、左脳の処理能力は40ビットくらい(コンピューターのあまり分からない私にはどのくらいか分かりませんが)しかなく、非常に遅いそうです。


苦労して「左脳」に単語を入れたとしてもすぐ出て行って(忘れて)しまいます。これは、試験の一夜漬けを考えると分かりやすいと思います。一生懸命前の晩覚えても、試験が終わると忘れているというやつです。





スペルを書いて「左脳」に入れているのは、実は忘れるために覚えているようなものです(実は脳の「忘れる」という機能は、非常に高度な機能なのです。そうでなければ、必要ない情報で気が狂ってしまいますから)。しかしそれでは、何時まで経っても、本物の英語に必要な語彙力をつけていくことはできません。


言語を身に付けるときには、その言語の単語を「覚える」ということなしに上達しません。その上達のためのメインとなる「単語を覚える方法」が間違っていては、いつまでたっても苦労ばかりで英語力は上がるはずがありません。


今こそ、間違った学習法を捨て、正しい、効果のある学習方法に変えていくべきです。


どうでしょうか?間違った単語の覚え方の中で、普段英単語を覚えるときにやっていたことのあるものはなかったでしょうか?


一つもなければ、たいしたものです。

 
英語学習コラムでは、、一瞬で覚えられ、しかも、年をとっても絶対に忘れない正しい英語の覚え方を教えていきますので、お楽しみに!


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