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HOME > 無料コンテンツ > 英語学習コラム > コラム6 |
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成功に必要な「2つ」のもの、それは「紙」と「ペン」です。
なぜあなたの英語学習を成功させるためにこの「紙」と「ペン」が必要なのでしょう。
英語学習をされている多くの方が、自分の目標の英語力を決めることなく、ただ漠然と英語学習をしながら、「英語力を伸ばしたい!」と思っています。
「でも、私は目標800点と決めて、そのスコアが取れるようにとがんばっています。」
と言われるかもしれません。しかし、上の言葉には、非常に大切な言葉が抜けているのです。お分かりになりますか?
答えは「る」です。
なかなか本物の英語力がつかない原因の一つ(もちろん間違った勉強方法をしているということも当然ありますが)は、英語力をつけ「よう」としているだけで、英語力をつけ「る」になっていないから、なかなか目標が達成しないのです。他のものを例にとると分かりやすいと思います。
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「やせよう、やせようと思うけれど、なかなかやせられない。」 |
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「タバコをやめよう、やめようとは思うけれど、なかなかやめられない。」 |
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「メールを返信しよう、しようとは思うけれど、なかなかできない。」 |
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「〜しよう」「〜したい」という言葉だけでは、いくら「〇〇しよう」という目標を持っていたとしても、成功のための重要な要素である「決心」が抜けているのです。「何が何でも絶対に目標を達成してやる」という決断をするまでは、「その目標を達成しない」という選択肢(可能性)がくっついているため、苦しくなったときに、逃げるようにその残っている選択肢「挫折」に飛びつきやすいのです。
「決断」という漢字を良く見てください。
「決めて断ち切る」と書いてあります。つまり、真の決断とは、何かを決意した後、それを達成しないという可能性を断ち切ることだと言えます。「立てた目標を自分が達成しないなんていうことは有り得ない」というくらいの強い決断があって初めて「本当の決断」をしたことになるのです。
つまり、
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「やせよう」 → 「絶対やせる!」 |
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「タバコをやめよう」 → 「絶対タバコをやめる」 |
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「メールを返信しよう」 → 「何が何でも返信する」 |
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というように言葉を変えることで「決心」が入り、「決心」が入ると、それは絶対達成すべき明確な目標へと変身します。
もし、この「真の決断」をしたのであれば、その目標が達成されることはその決断をしたときにすでに決まっているようなものです。なぜなら、強く決心したところに計画が生まれ、計画から継続的な行動が生まれるからです。そして、この目標までの継続的な行動があれば、最初に掲げた目標は必ず達成することになります。決断したことを最後まで成し遂げる人にとっては「決断=達成」なのです。
その「決断」が中途半端だと、道半ばにして挫折してしまうことになります。
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あなたは自信を持って「自分はこの心の決断力を持っている」と言えるでしょうか? |
この質問に自信を持って「はい」と答えられなかった人も安心してください。あなたが「真の決断力」を持っている自信があろうがなかろうが、あなたの中にも、必ず岩をも貫き通す強い決断力が眠っています。それは使うことでどんどん強くなっていくことでしょう。
話を少し戻すと、「英語力をつけよう」と思っていたことは、あくまでも心の中のことなので、語尾を変える以外にうプラスアルファの作業「決心」を固めてしまう必要があるのです。そのツールが「紙」と「ペン」なのです。
英語学習をする目標は様々なものがあると思いますが、その目標を達成するために、「紙」と「ペン」を使ってやるべき非常に大切なことがあります。それは、
「目標の英語力を紙に書き、その英語力を習得している自分をイメージする。」
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ということなのです。たったそれだけでいいのです。そんなことで英語力がついたら、英会話学校も、英語教材も必要ないと思いますよね。
やったことある方はいらっしゃいますか?
まあ、あまりいないと思います。私も最初は目標を紙に書く大切さを信じられませんでした。ところが、私が研究した「挫折」の反対の「成功法則」「成功哲学」に共通する成功者の習慣、考え方の中心にあるのが、この紙に書くことによる「アファメーション」、「イメージング(映像化)」なのです。成功法則の黄金律とは、これです。
実は、成功している多くの人は同じことをしています。成功する、しないというのも、紙に目標を書くか、書かないか、本当に紙切れ1枚くらいの差しかないのです。
英文雑誌の「TIME」にこのような記事が載っていました。
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「エール大学の卒業生を20年にわたって追跡調査したが、大変興味深い事実が明らかになった。それは、きちんと紙に目標を書く習慣のあった3%の卒業生が20年間で稼ぎ出した資産は、残り97%の卒業生の総合計資産よりも多かった。」 |
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目標英語力の書いてある紙、その紙切れ1枚の差が、「英語力が伸びない」といって苦労するか、楽に英語力をつけるかの違いを生み出すのです。驚きですよね。
今や、メジャーリーガーとしても超一流のイチロー選手は、小学校6年生の時に、日記にこう書いたそうです。
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「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。ドラフト入団で、契約金は、1億円以上が目標です。」 |
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小学校6年生のイチロー君の頭には、将来の自分の姿がありありとイメージでき、その夢を紙に書くことができました。そうしたら紙に書いたこと以上のことが実現しているのです!(今やアメリカで、メジャーリーグを代表するスーパースターですからね。)
なぜ、目標英語力を紙に書き、それを獲得している自分をイメージするとその英語力が習得できるのでしょうか?これは、コラム5で書いた「決心」とも深く結びついています。
目標英語力を紙に書き、その英語力を身につけて喜んでいる自分をイメージするという行為自体には、次の目標を達成するためのカギが含まれているのです。
という仕組みです。紙に書いてインプットされた目標は、右脳(潜在意識)にとって、現実のものとして認識され、その目標と現実のギャップを瞬時に判断し、そのギャップを埋めるために、1千億個の脳細胞ネットワークが、スーパーコンピューター以上の処理能力で動き出すのです。
脳細胞1千億個って、実はすごいんです。脳に関する本を書いている池谷裕二さんの著書『海馬』にこのように表現されています。
「一般の新聞の朝刊の文字数が40万個、毎日コツコツと新聞を集めて、1千億字にしようと思ったら、およそ25万日、つまり、約700年分もの朝刊を集めなければならないことになるそうです。それほど多くの神経細胞が我々、一人一人の頭の中で動いているわけです。」
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その驚異的な数の脳細胞ネットワークに目標が『決心』という形でインプットされると、左脳では理解されないところで、24時間高速で動いている右脳によって、すべての思考がその問題を解決するために動き出すのです。
目標を紙に書いて、それをイメージ情報として右脳にインプットするという行為が、知らず知らずのうちに、自動的に目標の英語力を取るための英語力をつける行動を生み出していくことにつながっていきます。難しそうに聞こえますが、実は、これは普段の生活でも何気なく行っている行為です。
例えば、冬休みにグアム旅行に行こうと決め、予定日を決め、カレンダーにその予定を書き込みます。そうすると、普段何気なく通り過ぎていた旅行代理店の前を通り過ぎた時に、「グアム旅行3泊4日49、800円!」というチラシを発見したりします。
もちろん、グアム旅行のチラシは、いつでもその旅行代理店の前にあったはずですが、「グアム旅行に行こう」という要求を脳に出すまでは、目の前に情報が飛び交っていても、脳はそれをつかまずに、素通りさせてしまっていたのです。
私たちの脳には、絶えず、大量の情報が入ってきています。このコラムから目を離し、周りを見回してみてください。目の前のコンピューター、ラジカセ、窓、壁、明かり、机、テレビなど、様々なものが私たちの周りにあり、それらの映像情報が脳に飛び込んできます。
コンピューターで映像を処理されている方は分かると思いますが、文字情報ではなく、映像情報というのはとてつもなくデータ容量を使います。ですから、最近になって容量の多いコンピュータが出るまでは、映像情報(動画など)は大きすぎて扱うことができなかったわけです。もちろん、脳が認識しているのは、映像情報だけではなく、音声、におい、肌で感じる感覚にいたるまで、すべてが電気的な信号に変えられて脳に情報が飛び込んできているため、その情報量は想像を超えるものになります。
ですが、目標を紙に書いて、イメージ情報として脳にインプットしていくと、それに関連した情報を、脳は要らない情報として無視することをせず、24時間・365日休むことなく、毎秒1000万ビットの情報処理をしながら答えを見つけるまで探し続けてくれるのです。
脳は、それくらい、とてつもなく優れたスーパー・コンピューターで、この世の中に存在するどのスーパーコンピューターよりも優れています。
高価なスーパーコンピューターを買うのにいくらかかるでしょうか?100万?1000万?
そんな高価なコンピューターを何台合わせるよりも優れたコンピュータがあなたの頭の中に詰まっているのですから、それを使わない手はありません。
ですから、もし、あなたが自分の脳に対して自分の英語力の目標をインプットした場合、その目標を達成するための適切な答え(方法)が出ないことは不可能です。紙に書いた目標英語力の実現に必要な情報を脳は集め続けてくれます。
右脳は、英語力が付くように記憶を調整したり、このコラムを読むためにに右手でマウスを動かしたり、英語力アップに必要な行動を促したり、「この時間はリスニングをしよう」と時間管理をしたりして、無駄な行動をせず直接的、間接的に本物の英語力がつくように自分を自動的にコントロールしてくれるのです。
英語力を上げようとした時に、左脳を使って、一つ一つアナログ的に情報を集め、本を読んで実践しようとすると、情報の処理も遅いし疲れてしまいますが、右脳をフルに使えば、簡単、確実に目標英語力に近づいていけるのです。
もちろん、自動的といっても、ただ寝ていれば良いというわけではありませんよ。右脳に従って行動することも必要となります。
上記のグアムの例でも、グアムに行こうと決めただけで、旅行代理店にも行かず、ただ眠っているだけでは、何の情報も入りませんし、仮に情報が入っても、航空券の予約に行くという行動をしなければ、飛行機には乗れないのと一緒です。自動的という言葉を勘違いせず、自分で行動することも大切なことです。
私が教えている「英語で考える頭を作る勉強法」も実は、この右脳をフルに活用していくことに重きを置いています。その第1歩として、まずは、あなたの頭には高性能スーパーコンピュータが入っているのだということを認識してください。
まあ、理屈はよく分からなくても、とりあえず「紙」と「ペン」を用意し、このように書いてみましょう。
そして、書いたものを目のつくところに貼っておいてください。こうすることにより、前回確認したあなたの「決心」がより具体的な形をとって意識され、この目標に向けた行動を生み出す力となっていきます。
書いてみましたか?
まあ、書くか、書かないかは各個人の自由ですが、もし、あなたが今まで目標を紙に書いた事がないために、目標とする英語力を習得できていなかったり、達成できていない目標があるのであれば、一度書いてみてください。英会話学校のようにお金もかからないし。これで、目標英語力が見についたら・・・。ぜひやってみてください。
ここまでがんばって読まれたあなたにご褒美です。次のサイトを訪れて、少し頭を休めてみてください。
素敵な風景がたくさんあります → |
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