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HOME > 無料コンテンツ > 英語学習コラム > コラム5 |
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英語学習を始めるにあたり、大切なことは何でしょう?
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素晴らしい教材? |
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素晴らしい先生? |
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英語のセンス? |
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あなたは何が一番大切だと思いますか?
これが意外と忘れられているのですが、本物の英語力を習得するために必要なのは、良い教材、素晴らしい講師、英語のセンスでもなく、実は「決断」なのです。
英語力は、「自分で絶対に身につけてやるぞ!」と決断したときに、すでに身につくことが決まります。
その「決心」が中途半端だと、道半ばにして挫折してしまう可能性が高くなります。英語を学習している多くの学習者は、この「挫折」を経験していますが、「挫折」したときに、それを悔やむばかりで、なぜ挫折してしまったのか分析しないことが多いです(まあ、挫折しているのですから、英語から離れようとはしても、自分の失敗を直視できないかもしれません)。
しかし、この憎っくき「挫折」という敵を倒すための一番の武器が「決断力」なのです。
では、「挫折」という目に見えない敵を倒す、「決断」の持つ素晴らしい力をご紹介しましょう。次の質問にまず答えてみてください。
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もしあなたが、テロリストからこのように宣告されたらどうしますか?
「おまえは俺たちの組織のターゲットで、1年以内に英語が話せるようにならなかったら100%殺す。しかし、もし英語が話せるようになれば殺すことはせず、身の安全は保証してやる。」
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どうしますか?
何が何でも英語を話せるようにすることでしょう。
だって英語が話せるようにならなかったら殺されるわけですから。
現実にはありえないこの質問で何が言いたいかというと、「すべての人の中に、英語力を上げることができる潜在的な可能性が眠っている」ということです。
ですから「絶対にできない」「本物の英語力がつかない」ということなどありません。
ではどうして、それらの可能性が眠ったままなのでしょうか?
それは、本当に英語が話せるようにならなくれも殺されないからです。しかし、自分に言い訳ができない状況になったときに、人はその目標を必ず達成します。ですから、英語学習をスタートする前に、自分の目標とする英語力を身につけることは可能だと信じ、「できない言い訳」を全て取り除いくのです。
しかし、私たちは、「不可能だ」「できない」「難しい」といった「言い訳」言葉に慣れすぎていて、一度その様な「私には無理だ」という考えが出来上がってしまうと、そこで思考を止めてしまい、行動へと結びつかないままになってしまいます。ですが、私たちが普段できないと思っていることも、「意外と可能である」ことが多いのです。
高橋選手を育てた小出監督もこのようにコメントしています。
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「今から15年くらい前に、だれも日本人の女子選手が2時間20分を切るなんて思っていなかったでしょ。普通の人はそう思うけど、僕は変わっているから「切れないわけがない」「オリンピックも勝てないわけがない」と考えるんだね。俺はそれを証明したかったんだよ。」 |
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オリンピックで金メダルを取る難しさに比べたら、本物の英語力をつけることが簡単に思えてきませんか?金メダルは、何万人という選手の中からたった一人ですが、英語に関してはそのような制限などないわけですから。
ほとんどの場合、「英語力がついたらいいな」という願望(WISH)は持っていても、「絶対に映画の英語を字幕なしで見られるようになってやろう」という意志(WILL)を使っていないのです。しかし、それをほんの少し使っただけで、あなたは容易に本物の英語力をつけることができます。そうです、まるでスイッチを入れたように、英語力がつき出すのです。
つまり、すべての物事は、「今現在英語力がない」という「事実」が問題なのではなく、多くの場合、私たちの「気持ちの問題」だということです。私たちは、簡単に「できない」「無理だ」というようなマイナス思考を持ってしまい、その考え方が、本来できることもできなくしてしまっているだけなのです。
ナポレオンは言いました。
これは真実です。私の辞書にも、あなたの辞書にも、不可能という文字はないのです。自分で書かない限りは。大切なのは、「何でもできる」「不可能はない」「絶対英語力をつける」という思考回路です。これが実は、英語上達のカギになっていきます。例を挙げて説明しましょう。
質問します。
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床においた、幅30cm、長さ10mの板を渡れるでしょうか? |
酔っ払っていなければ問題ないでしょう。
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高さが10mのところにかけられた同じ10mの板を渡れるでしょうか? |
バランス感覚に自身のある人は問題ないでしょう。
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高さ300mのところにかけられた同じ10mの板を渡れるでしょうか? |
相当な「冒険野郎」でないと無理でしょう。
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高さが同じ300mで板も同じですが、もし10m渡る事ができれば、1億円もらえるという条件付です。この板を渡れるでしょうか? |
先ほどの「冒険野郎」の数は結構増えるのではないでしょうか?
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高さ300mのところにかかった幅30cm、長さ10mの板の先に、あなたの愛する人(子供、恋人、友人など)がいます。しかも、その後ろには殺人犯がいて、あなたが渡ってこなければ、あなたの愛する人を突き落とすと言っています。 |
あなたは、渡れるでしょうか?渡れないでしょうか?
多分、このコラムを読んでいるほぼ全員の人が、「渡れる」と答えるのではないでしょうか?
同じ板を渡るという行為でも、あなたの気持ちや状況次第で渡れたり、渡れなかったりします。どのような行為でも、あなたの中に「やろう」という強い気持ちさえあれば、実は意外と可能なのです。
私たちは、「忙しい」「時間がない」「お金がない」というように環境によってできることが左右されることもあります。しかし、あなたが自分の愛する人を助けたいというような、「強い決心」があれば、何でもできるのです。
さあ、今、何が何でも本物の英語力をつける不退転の「真の決心」をしましょう。その先には、英語を自由に扱い、活躍している「あなた自身」がいますよ。
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