ENGLISH MASTERS CLUB 
 「英語で考える頭」とコーチングで英語を完全マスター                 イングリッシュ・マスターズ倶楽部






 英語はここで身につけろ!
 毎日10秒!元気が出る英語
 TOEICは絶対勉強するな!
 ディクテーションキングへの道!












FREE MAIL MAGAZINES

無料メールマガジン


けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
バックナンバー第55号



 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【TOEICは絶対勉強するな!】

〜TOEICの勉強しなかったら955点取れた!〜

Vol.056

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

こんにちは、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントの齋藤です。

今日も元気に、TOEICの勉強をせずに飛躍的にスコアをあげていきましょう。

  _______________________

         
       【本物の英語力への道】

       〜英語学習の王道を極めろ!〜

         アウトプット編
  _______________________

       ☆セルフ・トーキングのツボ


短期間で英語が話せるようになるためには、自分で英語を話す会話練習であるセルフ・トーキングが必要ですが、いきなりスムーズにそれができる人は少ないです。


そこで、前回、セルフ・トーキングのポイントその1をお教えしました。その続きをみていきましょう。



ポイント1:大量のインプットを継続して行う。



ポイント2:細切れの時間を見つけ、時間を決める。


セルフ・トーキングの練習は、時間と場所を選びません。歩いている時、電車に乗っている時、お風呂に入っている時、料理をしているときなど、頭がフリーであれば、どこでも練習する事が可能です。わざわざ机に座って勉強する時間をとる必要はありません。


ところが、この、「いつでもどこでもできる」という事が、逆に、「いつでもどこでもやらない」ということにつながってしまいます。これが、セルフ・トーキングの落とし穴なのです。


皆さんも経験ありませんか?友達に本やCDを借りて、いつも会う友達だから、「いつでも返せる」と思っていると、いつまでも返さず、そのまま自分のものになってしまったこと(そんな馬鹿なことをしてしまうのは、私だけでしょうか?(^^;))。


セルフ・トーキングがいつでもできるからといって、四六時中頭を英語にすることは、なかなかできることではありません。そうすると、いつも意識をしなくなってしまい、いつの間にかやらなくなっているのです。


それでは、英語力がつかないのは当たり前です。ですから、この人間の性質を理解したうえで、対策を立てる必要があります。その対策とは、


     【セルフ・トーキングする時間を決める】


ことです。四六時中頭を英語にしようとするのは、大変なことですが、ある時間を決め、その時間帯だけ英語に切り替えるようにすると、できるようになるのです。しかも、それ以外の時間は、英語のことを忘れてもいいので、ストレスを感じずに、練習を続けて行くことができます。


私が勧めるのは、何といってもお風呂の時間です。お風呂は、他に誰もいませんし、体を洗ったり、湯船につかったりしていても、頭はフリーに使えます。


しかも、お風呂であれば、声が反響するので、英語を口から出していたとしても、外からは、鼻歌を歌っているんだな、程度にしか聞こえないので、変な人には間違えられません。家族に自分がブツブツ英語を話しているのを見られるのが恥ずかしい方は、ぜひ、お風呂に入ったときに練習してください。


また、歯を磨いている間、今日あった出来事や、明日の予定、自分の考えなどを英語で考えてもいいでしょうし、朝食を食べているとき、トイレの中、ジョギングの最中(私はジョギングの最中はずっと英語で考えています)などでもいいでしょう。


まずは、自分の1日の中で、セルフ・トーキングをする「English Time」を決めることです。その時間に来たら、頭を英語モードに切り替える癖を作って行ってください。最初は短くても構いません。徐々に、その時間を長くして行けばいいのですから。



それでは、手近にある紙とペンを用意してください。



用意できましたか?用意ができましたら、そこにこう書いてください。



 【私のEnglish Timeは「(好きな時間帯を入れる)」です。】



紙に書くことは、非常に重要です。人間、1日に1万件以上のことを思考するそうですが、そのほとんどが消えて行ってしまうのは、紙に書くことをしないからだそうです。


紙に書く習慣をつけている人は、様々な目標を達成する確率が高いというデータもあります。あのエジソンはメモ魔で、何でも頭に浮かんだことは、紙に書く習慣を持っていたそうです。今では、彼が残した2万ページにも及ぶ膨大なメモは、国家機密事項になり、その分析に何年もかかってしまう、というようなことをどこかで読んだ覚えがあります。


まあ、そこまで話を大きくしなくても、紙に書いてどこかに貼っておけば、あとは、それを忘れてもいいのです。精神的にもすごく楽ですね。それを見るたびに、「あ、そうだ。この時間が自分のEnglish Timeだったな」と思い出すことができ、絶えず英語を使うことを意識することができます。


それではまず、決めた時間に簡単なことでもいいので英語を口から出すセルフ・トーキングの習慣をつけていってください。その小さな努力の積み重ねが、大きな結果を残します。



おしまい


次回予告:セルフ・トーキングのポイントと注意点をお教えします。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 Copyright(c)2007 Kenji Saito, All rights reserved