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【TOEICは絶対勉強するな!】
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Vol.050
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こんにちは、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントの齋藤です。
今日も元気に、TOEICの勉強をせずに飛躍的にスコアをあげていきましょう。おかげさまでこのメルマガも50回を迎えることができました。本来であれば、週1回発行し、1年かけてお送りする内容を、ノウハウを早く伝えたいということから、3日に1度発行し、5ヶ月で駆け抜けてきました(結構厳しかった時期もありました)。ですが、これもすべて、購読解除せずに読み続けてくださった購読者の皆様のおかげです。
それでは、第50回目、早速いってみましょう。
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〜英語学習の王道を極めろ!〜
アウトプット編
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☆英語で考えて話す実践訓練 Part 3
前回は、音読を活用してアウトプットの練習をする方法を説明しました。今回はその音読をさらに進化させたアウトプットの練習方法を説明します。
英語を口から出すことは大切なのですが、音読だけでは、自分なりの発音、リズム、イントネーションになりがちです。そこで、アウトプットをより、ネイティブに近づけていくために、「シャドーウィング」という練習をしていきます。
これは、通訳を目指す方なども行う練習方法なのですが、リスニングの教材を聞きながら、その音をシャドー(影)のように追いかけて発音し、一緒に英語を話していくという練習です。
このシャドーウィングをするに当たり、聞こえていない(拾うことができない)音をまねて繰り返すのは不可能なので、まずは、しっかり英語を拾えるようにリスニングを鍛えておくことが必要になります。
英語を聞くことに集中し、拾った音を片っ端から真似しながら発音していくことにより、ネイティブのような発音、リズム、イントネーション、ポーズ、アクセントなど、英語を話す際に必要な技術(deliveryともいいます)を身につけることができます。
また、聞こえた音を瞬間的にイメージし、口から聞こえた音を真似して発するので、自分の言いたい事をイメージから話すというわけではないですが、音読のときと同様、擬似会話をすることができるのです。そうしながら、イメージから英語を話す感覚をも身につけていってください。
★Shadowingのポイント★
ポイント1:最初はスローな教材、それから速い教材へと移行していく
いきなり生の英語でやろうとすると、コツがつかみにくく、挫折するだけだと思いますので、子供用のストーリーなど、簡単な英語で、しかもスピードが遅いものを練習用に使い、まずはシャドーイングのやり方に慣れていってください。リスニングのトレーニングで繰り返し聞いたものを使うと、内容も把握してるし、やりやすいと思います。
それを1本丸ごとシャドーイングできるようになるまで繰り返し練習し、その後、少しずつ、スピードの速いものに移行していきましょう。そして、最終的には、ニュースなどで話されている英語であっても、その場ですぐシャドーイングができ、英語に追いついていけるように訓練していきます。
ポイント2:意味は深く考えない
最初のうちは、意味(内容)をとりながらシャドーイングをすると、音についていけません。意味を考えた時点で頭が動いてしまい、口が動かな無いのです。
ですから、自然と理解できるもの以外は、それほど意味をとろうとせず、徹底的に音まねをしていくことを心がけてください。そして、音をまねすることに慣れてきて、シャドーイングが自然できるようになってから、その英語を話しているネイティブになったつもりで、イメージから英語を話すように練習するように変えていきます。
ポイント3:部分的でも気にしない
最初は、聞こえた部分のみ、瞬間的でもいいので、声に出してみてください。はっきり聞きとれてから声を出そうと思うと、何時までたってもできるようにはなりません。まずは、不完全でも構いません、どんどん声に出して練習してください。
ポイント4:徹底的に繰り返す
同じ教材を使い、繰り返し、繰り返し練習しましょう。ほぼ完全にその教材をシャドーイングできてから、次の教材に変えていきます。何度も何度も練習することにより、その教材に詰まっている英語のエッセンスを自分のものにしていきましょう。
最初は特に音は拾えても口がついて動かないと思いますが、同じ教材であれば何度か繰り返すうちに、次に来る音がある程度予測できるので、少しずつですが、長い文章も繰り返すことができるようになります。
ポイント5:自分の声を録音して聞いてみる
自分の録音した英語とも、何語ともつかない音を聞くのは非常に恥ずかしいのですが、聞こえた音をどのくらい正確に発音しているのかを知る必要があります。誰に聞かせるわけではないのですから、どんどん恥をかきましょう。それで英語がうまく話せるようになれば、もうけものです。
その際には、片方の耳にイヤホンをし、声を録音するなど、工夫をしないと、元の教材の音が録音されてしまい、チェックしにくいです。
この自分の録音の発音、リズム、イントネーションが、オリジナルの教材と同じように聞こえてきたらたいしたものです。自分の成果を自分で実感しながら進めていきましょう。
このシャドーウィングをマスターすると、ネイティブの語感がどんどんついていき、アウトプット(英語を話す、書く)するときに、スムーズに英語が出るようになります。まずは、徹底的に英語を音として捕らえる耳をつくり、それと共鳴するように、口から同じ音を出していってください。
おしまい
次回予告:英語力が無くても会話をスムーズにすることができるようにする極意の一つをお教えします。
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