ENGLISH MASTERS CLUB 
 「英語で考える頭」とコーチングで英語を完全マスター                 イングリッシュ・マスターズ倶楽部






 英語はここで身につけろ!
 毎日10秒!元気が出る英語
 TOEICは絶対勉強するな!
 ディクテーションキングへの道!













FREE MAIL MAGAZINES

無料メールマガジン


けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
バックナンバー第27号



 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


【TOEICは絶対勉強するな!】

〜TOEICの勉強しなかったら955点取れた!〜

Vol.027

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


こんにちは、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントの齋藤です。


今日はものすごく久しぶりに「ドンキホーテ」のお店に行ってきました。もう3年近く行っていなかったので、本当に久しぶりでした。お店は相変わらずで、「探す楽しみ」はあるのですが、「肝心なものが見つからない」という困ったことも多かったです。あれで店員さんは何がどこにあり、仕入れや在庫の状況などをはしているのでしょうか?不思議なお店です(他意はありません(^^:))。


でも、意外なものが安かったり、欲しかった洗剤があったりして結構楽しかったです。


それでは、第27回目早速、いってみましょう。

  _______________________        
【本物の英語力への道】

〜 英語学習の王道を極めろ! 〜
  _______________________

前回予告で「リスニング力のつけ方」をやるといいましたが、その前に、今後の学びの流れを確認をしたいと思います。総論で頭を整理してから各論に入っていかないと、「なぜそれをするのか?」が分からなくなってしまいますからね。


ここまでの流れを確認すると、


(1)「学校英語の問題点」を掘り下げ、

(2)そのやり方を変える必要性を認識し、

(3)頭を「学校英語の和文英訳の頭」から「英語を訳さずに直接理解する頭」に変える方法を


具体的なステップを示しながら話を進めてきました。


普通のノウハウ本であれば、「リスニング力をつけるためにはこうしろ!」とか、「○○をすれば英語力が付く!」なんていう感じで、いきなり「英語を勉強する方法」を教えてくれます。ところが、私はそのようにせず、まどろっこしく「英語で考える頭」の説明をしてきました(実際にここまで来るのに27回を費やしていますから・・・(^^;))。


それには明確な理由があります。


それは、「英語で考える頭」を作るということ自体が、本物の英語力を積み上げていく土台、もしくは、本物の英語力を入れる器のような役割をするからなのです。


その土台がしっかりしていないと何も積み上げられないですし、器がしっかりとできてないと中に何も入れられません(というか入れても出て行ってしまうでしょう)。


本屋さんや図書館のの英語コーナーを見渡してみると、非常に多くのメソッドがあります(皆さんが「うんうん」とうなずく顔が浮かびます(^^)。


ですが、実際にそれらの方法を試してみてもなかなかうまくいかないのが現実です。私もたくさんの本に手を出してきましたので、自信を持って言えます。英語学習が上手くいかないのは、「英語で考える頭」を作る前の「学校英語の頭」のまま英語学習にに取り組む結果起こることなのです。


しかし、一度、「英語で考える頭」が出来上がると、英語に対する壁が取り払われるで、いわゆる「英語の勉強の辛さ」を感じなくなります。また、右脳が動き出し、英語が面白いように覚えられるようになるので、「英語力を上げる苦労」がいらなくなっていきます。


ですから、これからたくさんの英語力を上げていくための具体的な方法をお教えしていきますが、あせってそれらに取り組む前に、まず、英語を日本語に訳さずに理解する「英語で考える頭」を作ってから、本物の英語力をつける確実な方法(王道)へと移るようにしてください。



それでは、実際の方法論に入る前に、本物の英語力への道を示したいと思います。(ここで一息ついて、次回から一気に行きましょう。)


【英語学習の王道】



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃        和文英訳の学校英語の頭       ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
    │                │
    │(続けると・・・)       │
    │                │
    ↓                │ 
┏━━━━━━━┓            │
┃英語力アップ×┃───変更の必要性──→│
┗━━━━━━━┛            │ 
                     ↓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃      英語で考える頭=右脳が動き出す     ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
    │
    │
    ↓
┏━━━━━━━┓ 
┃大量インプット┃
┗━━━━━━━┛            
    │
    │
    ↓            (覚えた英語を使って)
┏━━━━━━━┓         ┏━━━━━━━━┓
┃ 基本英語力 ┃────────→┃大量アウトプット┃ 
┗━━━━━━━┛         ┗━━━━━━━━┛   
    │                 │
    │                 │
    ↓                 ↓
┏━━━━━━━┓         ┏━━━━━━━━┓
┃大量インプット┃         ┃大量アウトプット┃ 
┗━━━━━━━┛         ┗━━━━━━━━┛   
    │                 │
    │                 │
    ↓                 ↓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃       英語で生活する(思考が英語)     ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
             │
             │
             ↓
            ┏━┓
         ┌─→┃頭┃──┐
         │  ┗━┛  ↓
      ┌─────┐ ┌──────┐
      │インプット│ │アウトプット│
      └─────┘ └──────┘
         ↑ ┏━━━┓ │
         │ ┃英語力┃ │
         └─┃ が ┃←┘ 
           ┃上がる┃  
           ┗━━━┛ 
             │
             │(このサイクルを続ける)
             ↓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃       本 物 の 英 語 力        ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



このメルマガは、(一応)TOEICのスコアアップを目指すものですから、自然とリスニング、リーディングの力のつけ方に話が偏りがちですが、本物の英語力をつけていくためには、「読み+書き(インプット)」と「聴く+話す(アウトプット)」それと「考える」という5つの技能をバランスよく伸ばしていく必要があります。


言語習得の際に、これらの5技能が有機的に結びついていくと、相互に影響し合って(学習の相互作用)、それぞれバラバラに力をつけようと思っていたときの何倍も効果的になります。


ですから、いくらTOEICにはリスニングセクションとリーディングセクションしかないからといって、「リスニングだけ」「リーディングだけ」というような偏った学習はしないようにしてください。



しかも、皆さんTOEICのハイスコアが獲得したいわけですが、獲得後に待っているのは何でしょうか?


目標スコア獲得後には、「スコア」そのものよりもその持っているスコアで「何ができるのか」という事が問われます。つまりスコアをとった後は、スコア自体があまり意味を成さなくなり、そのときに、英語は「聴けます、読めます」が「話せません、書けません」では、全く使い物になりません。


TOEICのハイスコアを持っているということは、どのような場面でも「英語が問題なく使える状態」であるべきなのです。


ですから、本物のコミュニケーション力をつけていくためにも、この5技能をバランス良く伸ばしていくのだということを念頭においてください。


本物の英語力への道は、「大量のインプット」から始まり、それを通して、まずは、基礎英語力を上げていきます。これがないと、どんな練習をしても辛いですし、「アウトプット」しようとしても、自分の中に入っていないものは出てこないのです。コンピューターでも同じですよね。いくらデータを検索しても、入れていないものは出てきません。


それから、「インプットした英語」を使い、「大量のアウトプット」をしていき、それ以降は、「大量のインプット」と「大量のアウトプット」を平行して続けていき、最終的には「英語で生活する=思考が英語」というレベルまで英語力を引き上げます。


そこまできたらもうしめたものです。あとは、その「インプット」したものを「アウトプット」するという、英語力を上げていくための基本サイクルを続けていくことにより、「本物の英語力」が身に付いていくのです。



言っていることは、ものすごく当たり前で、なんら目新しいものではありません。よくある、


「驚異の○○メソッド!」

「○○日で英語がペラペラに!」

「このCDを聴くだけで、ある日突然口から英語が・・・」


なんていう、ほとんど努力もせずに結果だけが付いてくるような魔法の(インチキの?)方法はお教えする事ができません。


ですが、この「基本的な練習」をバランスよく組み合わせ、継続して練習していくことでしか、「本物の英語力への道」は開けてきません。他の習い事だと、そのように基本的なことを長期間繰り返し練習することは、「当たり前のこと」として受け止めるのに、英語だとなぜか、「パッと短期間で英語力が付く方法」というものが存在するように考えてしまうんですよね。次の表現をどう思いますか?


「驚異の○○メソッド!これであなたもプロゴルファーに!」

「○○日でピアノがスラスラ弾ける!」

「この練習をするだけで、ある日突然達人のようなきれいな字が書けます。」


おかしいですよね。笑っちゃいます(^^;)。ですが、英語だとだまされてしまうんですねー。


英語力をつけるためには、本当に「急がば回れ!」なのです。それが一番確実な方法ですし、そのステップを一つ一つ身につけながら進めば、誰でも「映画の英語」を聴く事ができる英語力が身につきます。



皆さんも、「当たり前のこと」を「当たり前に続ける」という心構えを持って、次回以降読んでいってください。


おしまい


次回予告:英語学習の王道の最初のステップに入っていき、インプットの基本である、リスニング力をアップさせるための実践練習方法をお教えします。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行者から、皆様へのお願い】

メルマガを購読して下さりありがとうございます。読者の方が一人でも増えることが、発行者としての喜びです。もし宜しければ、このメルマガを英語学習をされているご友人などにご紹介ください。

ご紹介の際のURL(下記URLをご紹介の際にお使いください。

メルマガ登録ページ < http://www.1till.com/nomoretoeic.html >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 Copyright(c)2007 Kenji Saito, All rights reserved







Never wait till things happen, YOU make things happen!

英語力が上がるまで待つのではなく、あなた自身が英語力を上げるのです!

(齋藤 兼司)