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 「英語で考える頭」とコーチングで英語を完全マスター                 イングリッシュ・マスターズ倶楽部






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けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
バックナンバー第23号



 

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           【TOEICは絶対勉強するな!】

        〜TOEICの勉強しなかったら955点取れた!〜

                Vol.023

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こんにちは、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントの齋藤です。


土曜日は子供達3人を連れて、近所の麻溝公園に行ってきました。麻溝公園は、無料のミニ動物園あり、広い芝生があり、楽しい遊具があり、アスレチックがあり、高い展望タワーがあり、温室園があるという素晴らしい公園です。そこで、子供達とアスレチックをして楽しんだり、お弁当を食べたりしました。少し寒かったですが、子供達も大満足だったようです。


ただ一つの失敗は、100円の引き馬があるのですが、そこで一番下の2歳の次女のチケットも買って乗せたら大泣きで、馬に乗ることを楽しむどころか、思いっきり怖がられてしまったということです(^^;)。馬が楽しめる年齢まではまだなっていなかったのだと、改めて考えさせられました。


それでは、第23回目早速、いってみましょう。

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       【英語で考える頭の作り方】

        〜 実践トレーニング編 〜

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☆単語レベルで「英語で考える頭」を作る4ステップ【Part1】


前回、私のメルマガを購読し、実践していくためには2種類の英英辞書が必要だ、ということをお話ししましたが、準備できたでしょうか?



えっ?まだ注文していない、ですって?



子供用の英英辞書の値段はお昼2食分です。その小さな投資をすることにより、「英語で考える頭」を作ることができるのです。それは、とても効果の高い投資でしょう。ぜひ購入し、活用して行きましょう。



子供用英英辞書【Just Look'n Learn English Picture Dictionary】

  自分の将来に投資する → < http://tinyurl.com/fdzl >



大人用英英辞書【Longman Dictionary of Contemporary English 4th Edition】

  自分の将来に投資する → < http://tinyurl.com/ycj3ne >



さて、準備も整いましたし(って、英英辞書を注文してもらったただけですが(^^;)、後は実践あるのみですね。やっていきましょう。



これから、私が皆さんにお伝えしていく方法「全て」に関して大切な原則がありますので、覚えておいてください。それは次の二つです。



         【何のためにその練習をするのか?】


       【その練習を通して何を身につけたいのか?】



この二つを常に意識しながら学習を進めていってください。それは、目的意識をしっかり持ちながら練習をしていく、ということです。


スポーツ選手を考えてみてください、様々なトレーニングをしていますが、そのどれをとっても、意味のないトレーニングなどないことでしょう。英語学習も同じです。無駄な練習をすることは、時間の無駄以外の何物でもありません。ぜひ、自分のやっている学習の目的と、目標を確実に掴んで、学習を進めていってくださいね。



さて、今回やっていく練習、「単語のレベルで英語で考える頭を作る」ということは、何を身につけていけばいいのかをまず確認していきましょう。それは、次のことです。



 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃英単語の音(文字)が頭に入った瞬間に日本語やスペル┃
 ┃ではなく、リアルなイメージのみが浮かぶ頭を作ること┃
    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



それでは、子供用の英英辞書を使い、そのような頭を作るための具体的な5つのステップをお教えしましょう。



★ステップ1:一つ一つの単語を読み(見て)イメージを確認する


英語で考える頭は、何度も繰り返して言いますが、英語の音(文字)が頭に飛び込んできた瞬間にそのものが「リアルなイメージ」として浮かぶ頭です。ですから、まずは、子供用の辞書の中にある単語を一つ一つ読み(見て)、その単語の持つイメージを確認してください。


具体例を挙げましょう。


例)「actor」を見て、「俳優」という日本語の代わりに、ブラッド・ピットを想像する。


例)「ambulance」を見て、「救急車」という日本語の代わりに、「ピーポーピーポー」という音と共に走り去っていく、サイレンつきの白い車を想像する。


例)「eat」を見て、「食べるのか」と考えずに、実際に何かを口にほおばっているシーンを想像する。



という感じです。それを1ページ単位で確認していきます。


どうですか?簡単でしょう。誰ですか、「英語が難しい」なんて決めた人は、私は、英語を訳さずに理解することは、自転車を乗るよりも簡単だと思っています。実際に練習し始めると、皆さんもそう感じるようになっていくことでしょう(^^)。




でも、こんな悠長な事をやっていて、「映画の英語」が聞けるようになるのか、「ビジネス英語」ができるようになるのか、なんて声が聞こえてきそうですが、そのような疑問のある方に質問します。



「ドレミ」が弾けなくて、「モーツアルト」が弾けるようになるでしょうか?


「ドレミ」が弾けなくて、「作曲」ができるようになるでしょうか?



どう考えても無理だと思います。ですから、最終的には「映画の英語」を100%理解し、「ビジネス英語」(私はビジネス英語というジャンルは存在しないと考えていますが、分かりやすいようにあえて使います)を使いこなせるようになるための「ドレミの練習」が、この練習なのです。


このレベルを確実にこなしていかないと、その上に何も積み上げられません。このレベルをいい加減にこなすと、その先に行ったときに必ずつまづきます。「ドレミ」がいい加減な人(正確に弾けない人)が、「モーツアルト」を正確に弾けるわけがないですよね。


ですから、先に進みたい気持ちを「グッ」と抑えて、じっくりと腰をすえて、1〜3ヶ月の間この練習をし、まずは、英単語を読もうが、聞こうが、頭の中に、瞬時にその単語の「リアルなイメージ」が浮かんでくる頭を完成させていきましょう。(後々紹介しますが、別にこれだけしかやってはいけないということではありませんので、誤解しないでくださいね。(^^)



この「ステップ1」で大切なことは、練習をしながら、頭の中に「日本語」や「スペル」を浮かべないということです。


最初のうちは、スペルを見た瞬間に日本語の漢字が先に浮かんできてしまいますが、それを何とか頭の外に押しやって、実物の映像のみに意識を集中しましょう。


ですが、このときにあまり「絶対に日本語を浮かべてはいけない!」と意識しすぎぎると、逆に日本語が浮かんできてしまいますのでご注意ください。。



例えば、


「パンダ」をイメージしてはいけません。絶対に「パンダ」を頭に浮かべちゃだめですよ。



と意識しすぎると・・・逆に「パンダ」が頭に浮かでしまいます。これは、脳の構造上、仕方がありません。ですから、この「ステップ1」の練習をしていて、頭に「日本語」や「スペル」が浮かんでしまったときには、「浮かべちゃだめだ」と考えずに、その単語のイメージをより具体的にイメージしていくことをしてみてください。



また、この段階では、スピードは一切気にせず、確実に英語とイメージをくっつけていき、日本語はがしをしていきます。



★それができたら、少しずつスピードを上げ、繰り返し読んでいきます。


ゆっくりと一語一語イメージを確認した単語(1ページ分)をもう一度最初から眺めながら、目を動かすスピードを少しずつ上げていきます。


それを5〜10回繰り返し、1つの単語を見た瞬間に0.5秒くらいでイメージが浮かんでくるようになるまで練習しましょう。


これは、子供が言葉(単語)を覚えるプロセスと同じことをしているだけです。(※子供は100%言葉を習得できることを思い出してくださいね)


子供は成長過程で、何度も何度もある単語の音を聴き、その音とその単語のイメージを結びつけて単語を覚え、自分で使ってみながら、母国語を訳さずに理解する頭を完成させていきます。


私の子供達も、ある時期、気が狂ったように同じ単語を繰り返し、繰り返し呪文のように唱えていたことがあったことを思い出します。それは、その繰り返しの中で、単語の音とイメージを結びつける作業をし、実際に使うということをしていたのです。


これは、大人がワープロ(キーボード)を速い速度で打てるようになるプロセスとよく似ています。


ワープロが早く打てるようになる場合、最初は打つキーを考えてから指が動いていたのが、大量に練習していくうちに、「キーを打とう」考えなくても無意識に指が動くようになります。



同様に、このステップ1で繰り返し単語を読みながらイメージを浮かべる練習をすることで、日本語に訳さなくとも、ひとつの文字(単語)を見た瞬間に、頭の中にイメージとしてその単語が浮かぶようになってくるのです。


ですから、このステップ1では、練習量をある程度こなすことを覚えておいてください。その練習量に比例して、イメージが浮かぶスピードが早くなってきます。(もちろん、習得する期間は個人差があります。)



イメージ化 × 練習量(回数)= イメージ化のスピードアップ



という式を覚えておきましょう。子供が言葉を習得するプロセスと同じとはいえ、子供と同じ時間をかける必要はありません。


子供は、出会った単語を、ただ漠然と繰り返すので、このプロセスに長い期間かけますが、大人は、繰り返し集中的に「反復」することにより、それほど長くかけずに、同じ事ができるようになります。



申し訳ありません・・・ステップ4まで一応書いてみたのですが、かなりの長さになってしまいましたので、2回に分けます。(まあ、ほとんどの方がまだ英英辞書を手に入れてないわけですから・・・などと、勝手な言い訳を作ってみました。(^^;)



とりあえず、今回はおしまいです。金曜日の24号をお待ちください。



次回予告:今回長さの関係で終えることができなかった、「単語のレベルで英語で考える頭」のステップ2〜4お伝えします。本気で「英語で考える頭」を作りたい方は、最低限、必ず子供用の英英辞書を手に入れて置いてくださいね(冗談抜きで、ですよ(^^)


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Never wait till things happen, YOU make things happen!

英語力が上がるまで待つのではなく、あなた自身が英語力を上げるのです!

(齋藤 兼司)