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 「英語で考える頭」とコーチングで英語を完全マスター                 イングリッシュ・マスターズ倶楽部






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けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
バックナンバー第22号



 

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           【TOEICは絶対勉強するな!】

        〜TOEICの勉強しなかったら955点取れた!〜

                Vol.022

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こんにちは、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントの齋藤です。

今日も元気に、TOEICの勉強をせずに飛躍的にスコアをあげていきましょう。


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それでは、第22回目早速、いってみましょう。

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       【英語で考える頭の作り方】

        〜 実践トレーニング編 〜

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      ☆「英語で考える頭」を作る秘密兵器


さあ、いよいよ「英語で考える頭」の作り方、実践編に入っていきます。ですが、まずその前に頭を整理して、最初からここまでの流れを確認してみましょう。

            
            【TOEICで高得点を取る】

                 ↓

            【本物の英語力が必要】

                 ↓

       【瞬間的に英語を理解しなければならない】

                 ↓

           【日本語に訳していては無理】

                 ↓

       【英語を訳さずに理解しなければならない】

                 ↓

        ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
        ┃英語をイメージで理解できる頭を作る┃
        ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



という流れでしたね。


本物の英語力をつけるために、まず、皆さんの頭の中に、英語をイメージで理解する「英語で考える頭」を作っていきます。ですが、いきなり全ての英語を訳さずに理解しようと思っても、あまりうまく行きません。ですから、最初は、英語で考える頭の基礎である、【単語のレベル】で「英語を訳さない頭」を作っていきます。


ここで登場する秘密兵器が、「子供用の英英辞書」と、「大人用の英英辞書」です。英和辞書、和英辞書は一切使いませんので封印してしまってください。(日本語を介さずに英語理解していくわけですからいりませんよね(^^))


この2冊の英英辞書をお持ちで無い方は、このメルマガを読み終わり次第、次に挙げる項目をプリントアウトして、本屋さんに直行してください。この英英辞書がないと、私のメルマガは話になりません、というか、英語学習をするのに、「英英辞書」を持っていないということは、料理をしようとするのに「包丁」がない、テニスをするのに「ラケット」がない、ということと同じです。それでは、英語力を効率よく伸ばしていく事ができません。


この英英辞書は、長期にわたり、皆様の英語力アップの最強ツールになっていきますので、出し惜しみせず、納得できるものを買って下さい。



これから使う子供用の英英辞書は、英語で考える頭の基礎練習に使っていきます。この子供用英英辞書の特徴は、中学、高校6年間英語を学んできた日本人にとっては、ほとんど分からない単語が無いということです。もちろん、中には、「へえ〜、これが子供の辞書の単語なのか。」と感心する単語もありますが、基本的には全て知っている単語です。


なぜ知っている単語で「英語で考える頭」を練習するのかというと、子供の英英辞書に出てくるくらい易しい単語ほど、実は日本語がくっついているからなのです。


中学校からやってきた学校英語のやり方で単語を覚えてくると、「pencil」と聞くと「鉛筆」という日本語が浮かび、「foreigner」と聞くと「外人」と浮かんでしまうのです。ですから、まずは、日本語と結びついてしまっている簡単な単語から、日本語を引き剥がし、英語を訳さずに瞬間的にイメージとして理解する頭を作ってしまいます。


☆学校英語の頭:

 「pencil」=「鉛筆」  「foreigner」=「外人」


☆英語で考える頭:

 「pencil」=「のイメージ」

 「foreigner」=「  のイメージ」



そして、一度、英語から日本語を引き剥がしていくコツが分かれば、後は、全ての単語から日本語を引き剥がしていくことができるようになります。ですから、最初は難しい単語ではなく、あえて易しい単語で「日本語剥がし」をしていきます。


単語のレベルで英語で考える頭は、非常に簡単にできます。時間はある程度かかりますが、何か特別な能力をつけていくようなものではありませんので、練習をしっかりやれば、1ヶ月かからないでコツをつかむ人もたくさんいます。


新しい単語を覚えていくのは、英語で考える頭ができた後で、じっくり右脳にイメージで入れていけば十分です。そして、「英語で考える頭」の基礎を作った後に、その「英語で考える頭」を飛躍的に伸ばすために、大人用の英英辞書が必要となります。



          ☆英英辞書の選び方


次に、これからの英語学習の秘密兵器となる2冊の英英辞書の選び方を挙げておきます。実際に本屋さんへ行ってたくさんの辞書を手にとって見ながら、一番納得のできるものを買うときの参考にしてください。



        【子供用の英英辞書の選び方】


(1)単語数が1000〜2000単語のもの

日常会話に必要だといわれている単語数が約1000〜2000単語といわれています。ですから、そのくらいの単語数があれば、物の名前だけではなく、基本的な動詞や形容詞もかなり載っていると思います。



(2)絵が多用してあるもの

「英語で考える頭」を作るときは、単語とイメージを結び付けていく、という練習をしていきますので、その単語の、あるいは、例文の絵が書いてあると非常に役に立ちます。また、絵がカラフルだと、それだけで楽しくなってきます。ですから、辞書に載っている絵は、自分が見ていてわくわくするような内容のものを選んでみるといいと思います。



(3)例文がきちんと載っているもの

単語だけの辞書をWord Dictionaryと呼び、種類が分かれています。単語だけしか書いていないものは、アルファベットを学ぶ子供用ですので、少し物足りないと思います。その単語の使い方、意味が例文として説明されているものの方が使いやすいでしょう。


このような子供用の英英辞書は「Picture Dictionary」とも呼ばれ、何十冊もあります。最初に使っていくものですから、納得できるものを選ぶといいと思います。本屋さんで実際に手に取り、中身を確認し、一番気に入ったものを選びましょう。値段的には、いろいろありますが、1,500円〜3,000円くらいで購入可能です。


自分で調べる時間がないという方のために、お奨めのピクチャーディクショナリーを書いておきます。


【Just Look'n Learn English Picture Dictionary】 (Mcgroubill)

プレビュー(ご注文)はこちら → < http://tinyurl.com/fdzl


この英英辞書は、1500単語あるのですが、単語が非常に簡単で、例文も分かりやすく書かれており、イラストも非常にかわいらしいです。「英語で考える頭」の基礎作りには適しています。(実際に私の倶楽部でも使用しています。)


【Fist School Dictionary】(Collins)

プレビュー(ご注文)はこちら → < http://tinyurl.com/3c7n9q


この辞書は、単語だけではなく、例文も豊富にあります。ただし、英語がBritish Englishですので、多少気をつけて使ってください。


どちらもインターネットなどを使って買うと1200〜1400円くらいですので、余裕のある方は両方買ってみてください。




         【大人用の英英辞書の選び方】


(1)レベルに合ったもの

レベル分けは大きく分けて3つです。Beginner, Intermediate, Advancedの3種類があります。自分に合うレベルが分からないときは、いくつか同じ単語を引き比べてみて下さい。その中で、一番分かりやすい説明のものを選びましょう。


ただし、選ぶものは、自分のレベルよりもひとつ上のレベルのものを買うことをお勧めします。あくまで英語を学習していくということは、英語力をつけていかなければいけないわけです。ですから、単純に今分かりやすいからというよりは、将来を見越して、自分の英語力を引き上げてくれそうなものを使っていくべきでしょう。



(2)単語数が多い

やはり、ある程度長期的に使っていくのであれば、調べるたびにその単語が辞書に載っていないというフラストレーションは感じたくないと思います。そういう意味では、単語数が少ない英英辞書よりは、きちんとある程度の単語数があるものが良いでしょう。やはり、5万語以上は欲しいところですね。



(3)例文が多い

単に定義が書いてあるよりは、その単語の使い方が、例文として明確に示してあるものの方がわかりやすいでしょう。また、英語を考える頭を作り、英語力をつけていくためには、この例文が欠かせませんので、必ず例文の多いものを選んでください。



(4)付録が多い

英英辞書には、巻末に付録としてたくさんの情報があるものと、何も載っていないものがあります。例としては、英語の数値換算表や、アメリカ特有の休日などの文化的な説明、そして、英単語を覚えていくときに役に立つ接頭語や接尾語リストなど。付録が多い方が楽しいですし、実際に役に立ちますね。



(5)見やすい。

長く使っていく(私は同じ辞書を12年使っています)物ですから、字が小さくて見にくいものや、フォントが自分の好みで無いもの、カラフルすぎて逆に分かりづらいもの(意外と多いです)などは避け、自分の眼に優しいものを選んでください。



(5)フィーリング

このフィーリングは大切です。今後、長い期間に渉ってあなた自身の英語の先生として傍に置いておくものですから、手に持ったときの重量感、カバーの質、紙の厚さなど、妥協せず、自分にぴったりするものを選んでください。「安物買いの銭失い」だけはしないようにしてください。



(6)CD付き(オプション)

最近のCD-ROMはどんどん使い勝手がよくなっています。コンピュータ上でそのソフトを立ち上げなくても、知りたいと思った単語の上にカーソルを合わせるだけで意味が出てきたりするので、インターネットで英語のホームページを読んでいるときや、英文を書いているときにも大変役に立ちます。また、CD-ROMには音声が入っていますので、読みにくい、分かりづらい単語でも、ネイティブ講師の代わりに何度でも分かるまで繰り返し聞くことができます。しかも嫌な顔一つしません。(^^;)



上記のような基準で、じっくり本屋さんで様々な英英辞書を手に取ってみてください。自分で探す時間がない方、探す自信がない方のために、お奨めの1冊を書いておきます。その辞書は、


【Longman Dictionary of Contemporary English 4th Edition】(CD-ROM付き)

プレビュー(ご注文)はこちら → < http://tinyurl.com/ycj3ne


この辞書は、単語数10万6千語、100万文例あり、CD-ROMも改良されていて使いやすいそうです。私自身が、最初に使ったのがこのLongmanであり、説明も分かりやすく、例文も使えるものが多いと思います。もし、どれにしたらいいか分からなければ、この辞書を買ってみてください。



おしまい

次回予告:今回説明した英英辞書を使い、「英語で考える頭」の作り方を説明していきますので、英英辞書を用意しておいてくださいね。

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Never wait till things happen, YOU make things happen!

英語力が上がるまで待つのではなく、あなた自身が英語力を上げるのです!

(齋藤 兼司)