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けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
バックナンバー第13号



 

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        【TOEICは絶対勉強するな!】

     〜TOEICの勉強しなかったら955点取れた!〜

              Vol.013

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こんにちは、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントの齋藤です。


先週の土曜日に、息子と通っている空手の道場の忘年会があったのですが、普段お酒を飲まない私は、ビールを少し飲んだだけで、かなり酔いが回ってしまい、久しぶりに2日酔いを経験ました。以前は浴びるように飲んでも平気だったのに、飲まなくなると体質も変わるものなのでしょうか。お酒はほどほどにしたいと思います。


それでは、第13回目早速、いってみましょう。

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          Mission Possible

      あなたの「挫折するかもしれない度」を下げろ!

    〜英語学習の黄金律(ゴールデンルール)〜

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        ☆多くの人が挫折する本当の理由


さて、前回、各個人の英語の目標を明文化(紙に書く)ことの重要性をかなり突っ込んでお話しましたが、今回はその次のステップです。


よく、「成功法則」の中にあるこの「目標を紙に書く」部分だけ読み、あたかも、紙に書けば魔法のように、それが実現することを夢見て、何もせずに待っている方がいますが、残念なが、それだけでは、その目標が実現するための大切な要素がかけているのです。


あくまでも、「決断」し、紙に目標を書くことによって、目標を達成させる行動へと結びつかなくてはなりません。じゃあ、決断をして、目標に向かって単純に突き進めばいいか?というと、物事はそれほど甘くはありません。そのように、単純に突き進んだ方の多くは、目標を紙に書かなかった時と同じように「挫折」という結果にぶつかります。必ず次のステップを踏んでください


「決断」目標を紙に書く、次に大切なことは、



   「目標達成までの緻密な計画を立てる」



ということです。必要な英語力を身につけるまでにやることを、月単位、週単位、日単位で計画していらっしゃる読者はいますでしょうか?月ごとにやることは決めているという方でも、毎日何をやるかまで決めている方は少ないのではないでしょうか?


多くの人が挫折してしまう一番の原因は、このプランニング(計画性)の甘さにあるといいてもいいでしょう。衝動的に買った教材や、たまに耳にするラジオ講座などを、「英語を勉強しなきゃ」とうい思いに駆られて、手にとってやる。というのがよくあるパターンで、何を隠そう私がやっていたことです。「英語をやらなきゃ」と思いたったときだけ、しまってあった英語の本を取り出し数ページ読む。ラジオのFENを録音し、2、3日聞く。



そして1週間後・・・「挫折」、というかやらなくなっているのです。



がんばろうと思って始めたにもかかわらず、いつの間にかやらなくなっているのです。また、私は30歳を目の前にしてダイエットもチャレンジし、何度もやせようと思いたつ度に走ったことがありますが、途中で必ず挫折していました。それは、自分が理想体重を達成するまでのプロセスをきちんと計算して、しっかりとした計画を立てていなかったためです。ただ、「やせたいな」と思って闇雲に走っていただけだったからです。


同様に、英語もただ漠然と、「英語力をつけたいな」「TOEICスコアアップしたいな」だけではうまくいきません。英語力上達が成功するかしないかは、すべてこの計画にかかっているといっても過言ではありません。正しい英語学習法を元に、目標英語力までのきちんとした計画さえ立てることができれば、後は、ベルトコンベアに乗ったように英語力がついていき、自動的に目標スコアは獲得できます。


世界最高峰のエベレストを征服したジョン・ハント卿は、エベレスト登頂の成功にあたってこう言っています。


「緻密な計画、固いチームワーク、優れた装備が成功をもたらした。」



多くの英語教授、英語教育機関が、英語学習に関して様々なメソッドを研究し、教材開発をしていますが、肝心な目標達成のための計画、それも、緻密な計画を立てることを教えずに、各学習者にまかせきりになっているために、どんなによい学習方法を使っていても、学習者は途中で「挫折」してしまいます。


このメルマガもタイトルを借りていて、一大ベストセラーになったノウハウ本「英語は絶対勉強するな!」< http://tinyurl.com/btwd >の著者チョン・チャン・ヨン氏もその著書の中でこう漏らしています。


「だが、Kのように第5ステップまで達する例は、残念ながら、きわめて少ないといわざるを得ない。ノウハウを勝手に変えたり、禁止事項を破ったために、挫折する人も多い。」


チョン氏のノウハウがシュリーマンの言語習得を研究していることもあり、氏のノウハウは、私が提唱するノウハウの基礎を教わった故松本亨博士、松本道弘氏、ボブ西崎氏ともに根っこの部分で共通する部分が多いです。日本人には目新しく聞こえたかもしれませんが、非常に基礎的な(古典的な)正しい方法を説いているのです。


しかし、私が学んできた方法の提唱者の諸先輩も英語力アップの研究自体は素晴らしく、到底私など足元にも及ばないのですが、「成功法則」に関しては、全くといいほど述べられていないので、そのノウハウを使い、英語を学習している多くの方が途中で挫折してしまうのです。


「挫折の仕組み」「成功の法則」を研究してみると、「挫折」するのは、別に、その人の努力が足りないわけでもなければ、教材が悪い(もちろん悪い場合もありますが)わけでもないのです。単純に、「計画不足」である場合が多いのです。


考えても見てください。もしあなたが登山家で、エベレストを登ろうと考えたとき、最新装備がある、山の知識があるというだけで、ただ漠然と登り始めたとしましょう。そんなことをしたら、命を失うか、もしくは、途中で挫折し、下山することは確実です。


もちろん、登山家も、死にたくはないですし、山登りの危険性を分かっているので、必ず山に登る前に「緻密な計画」を立てます。ところが、英語学習は失敗しても死なないので、緻密な計画を立てるということをせずに、とりあえず、成功している方法があると聞くと、自分もうまくいくと錯覚をしてやってみるのです。しかしそれは、最高の装備を持ちながら、ただ闇雲にエベレストに登るのと同じで、失敗へとひた走っていることになるのです。 


この言葉を覚えておいてください。



 【計画を立てないものは、失敗を計画しているようなものだ。】



「計画を立てる」という行為は、すべての成功の元なのです。さあ、それでは、今行っている皆さんの学習が、行き当たりばったりで挫折する事がないように、次回は1日単位で計画をしていく具体的な方法を伝授していきましょう。


次回:あのイチロー選手も使っている、具体的な「失敗しない計画の立て方」をご紹介します。これを読めば、あなたも「成功者」の仲間入り決定!


おしまい

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Never wait till things happen, YOU make things happen!

英語力が上がるまで待つのではなく、あなた自身が英語力を上げるのです!

(齋藤 兼司)